プログラム

2012年02月09日

『サロンコンサート』 のプログラムです 音符オレンジ

ゆりかごの歌 : J.ブラームス

『女の愛と生涯』より: R.シューマン

私が彼をみたときから
私にはわからない
お前、私の指の指輪よ
やさしい人、あたたはみつめる
我が胸に
今、あなたは私に初めての苦痛を与えた


~休憩~


ベネズエラ・ワルツ:A.ラウロ(ギターソロ)

アルフォンシーナと海:A.ラミネス

プレリュード:ヴィラ=ロボス(ギターソロ)


小さな空 :武満徹
三月のうた:〃


蝶と花  :G.フォーレ
夢のあとに:〃




シューマンの 『女の愛と生涯』 は、8曲からなる連作歌曲で、今回はその中から6曲歌います。
ドイツの詩人シャミッソーの詩にもとづいたもので、女性が未来の夫と出会い、結婚し、最後に死別するまでを描いているんですが・・・・・・・・・・・
19世紀初頭の男性優位の時代、ましては男性の目線から書いた理想の女性像なので、
            「家庭の中に女の幸せを感じ、ひたすら夫につくす・・・」
なんて、今の女性の共感がまったく得られそうもない内容です。
が、内容はさて置き、シューマンはその女性の色々ないっぱいの思いを音に込め、愛情に満ちた素晴らしい作品に仕上げています。


凄くけなげで、家庭の中に幸せを感じ、指輪を見ては喜び、愛児の出産に際しては高揚し、そしてしみじみと満たされた幸福感を噛み締める。そして最後に、初めての苦しみが夫が亡くなったとき・・・

まあ、私にはあり得ない人生だけど、そんな女性がいてもいいんじゃないかな、それはそれで、女性として最高に幸せな生涯だったんだろうと思えてくる歌曲です。




『アルフォンシーナと海』 は、是非ギター伴奏で歌いたかった曲です。

私は眠りにつきます
乳母さん、寝かせてください
枕元には明かりを置いて
明るさはおまかせします、そう
シェードはすこしさげてください


アルゼンチンの女性詩人アルフォンシーナは、この詩を残して海に入り
46歳の人生に決別したそうです。
哀愁が漂うギターの音色が、深みのある曲に仕上げています。

その他、武満徹の曲もギター伴奏で歌います。

ギターソロもあるので、ギターの魅力も楽しめるプログラムだと思います音符オレンジ


             よつば時間のある方、是非聴きに来て下さいよつば



Posted by ma-ru at 12:18│Comments(2)
この記事へのコメント
アルフォンシーナ とてもいいっす。伴奏しながら聞きほれてます。
当日もよろしくです。
Posted by サリサリにゃーまサリサリにゃーま at 2012年03月02日 02:25
サリサリにゃーま様、

お疲れ様でした。
無事終わりましたね♪

一緒に演奏できて楽しかったでーす♡♡♡

今後ともよろしくです。
Posted by ma-ruma-ru at 2012年03月06日 21:43
 
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